実は小学校の頃の夢が「漫画家」だった私。しかし当時は漫画家になるとしたら、

描く & 足を使って営業する & 出版社に認めてもらう

の3セットが必要でした(と思ってました)。

しかし、現在ではSNSのやウェブサービスの発達によって誰でもクリエイターとして参入できるようになりました。
個人的には、山本さほさん、あおむろさん、鴻池剛さん、ヒゲかあちゃんのヤマモトさん山本アットホームさんなんか好きですね。

やまもと率たっか!

また、漫画家ではありませんが、「警察官クビになってからブログ」のハルオサンもブロガーからイラストレーターの仕事を受けるようになっています。

このように、ウェブで火がつき売れっ子クリエイターになった人は世の中たくさんいます。

その中で、クリエイターとしての参入障壁が低いものの一つとして挙げられるのが

LINEスタンプ制作

です。

つい最近、このようなニュースが。

LINE自作スタンプ、販売総額530億円 上位10人は平均6億円 開始から4年間で

-売り上げ上位10人のクリエイターの平均販売額(累計)は6億4100万円。
引用元: ITmedia

クリエイターへの分配率が下げられ「そんなに稼げない」とも言われているLINEスタンプですが、やはり上位の売り上げはハンパないですね。
売れるかどうかは別として、(実力関係なく)イラストが好きなのであれば、参入してみるといいと思います。
やはり自分の作品がリリースされるのは嬉しいですし、数十円でも売り上げが立った時は感動するものです。

そこで今回は、私のLINEスタンプリリースまでの流れと審査にかけるまでのポイントをざっくりとまとめてお届けします!
※イラストの描き方についてはもっと詳しい方&上手な方がごまんといるので、その辺のツッコミはご容赦ください><

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用意するもの

・ウェブ環境
・PC
・透過PNGの画像が作成できるソフト
・(必要であれば)ペンタブ

以上です。

ソフトはClip Studio Proを使用。
さらに上のグレードもありますが、普通にイラストを描くだけならこちらで十分です。
他のソフトを使用したことがないので比較はできませんが、ド素人の私でもレイヤーの仕組みさえわかればだいたいは直感的に描けたのでこちらはおススメです。

 

ペンタブはいわゆる板タブというもので、簡単に言うとマウスのペンバージョンです。
ワコムのものを愛用中。

 

一方で「液タブ」と呼ばれる液晶タブレットは画面に直接書き込む形式のもの。
板タブの相場が5000~10000円であるのに対し、液タブは50000円前後と値段に大きな差があります。
私の中ではイラストをメインコンテンツにしている方は、やはり液タブ使用者が多い印象があります。
ただ、液タブにしても作業時の疲労感は変わらないみたいですし、板タブだとイラストのクオリティが落ちるということもないので、ご自身がやりやすい方を選択してください。

ざっくりとした申請までの流れ

イラストを用意

必要なイラストは以下の通りです。

・スタンプ画像
サイズ:ヨコ370×タテ320(ピクセル)※最大
個数:8/16/24/32/40個(選択式)

実際にLINEのトークで使われるスタンプです。
動くスタンプや企業の無料スタンプだと16個や24個に設定していることも。
通常のスタンプであれば40個の場合が多いです。

・メイン画像
サイズ:ヨコ240×タテ240(ピクセル)
個数:1個

販売ページのアイコン的な画像です。
これはスタンプ画像のサイズを変えて流用しても、1から作ってもOK。
わたしはボツになったイラストを使いました。

・トークルームタブ画像
サイズ:ヨコ96×タテ74(ピクセル)
個数:1個

アプリ内で複数あるスタンプの中から使いたいスタンプを選択するときのタブに使用される画像です。

その他、上記全画像を作成する際の主なルールやコツはこちら

・透過処理をすること
・形式はPNG
・解像度は72dpi以上で推奨カラーモードはRGB
・画像の上下左右にある程度の余白を残しておくこと

ただでさえ審査には時間がかかるので、修正ややり直しにならないよう軽く頭に入れておきましょう。

LINE Creators Marketに登録

既にLINEユーザーであれば、自身のIDとPassを使用します。
マイページにログインしたら、プロフィールや売上の受け取り方法などを登録しておきます。
マイページでは新規スタンプの登録をしたり、リリースしたスタンプの売上額やユーザーの使用回数を見ることが出来ます。
また、スタンプ・きせかえ申請のガイドライン(マニュアル)もマイページから確認します。
Creators Marketへの登録やスタンプのリリース自体に費用はかからないので、とりあえず試しにマイページを作成しても問題ありません。

新規作成でスタンプの情報を登録し、画像をアップロードして申請

マイページの新規作成でスタンプ名と内容の説明、販売エリアなどを指定して保存すると画像のアップロードが可能になります。
ZIP形式での一括アップロードも可能ですが、私はなぜか失敗したので1つ1つ手動でアップロードしました。
40個はしんどかった。
一通りアップロードが終了したら、スタンプ管理の画面右上に「リスエスト」ボタンがあるのでそこをクリックすれば申請できます。
説明文や販売価格、イラストごとにつけられるタグは発売後でも修正可能です。

申請にかける前の注意点・失敗しないコツ

リジェクト(却下)されればされるほど、販売まで時間がかかる

審査に引っかかると当然リジェクト(却下)を食らうのですが、修正して再申請してもまた別の内容でリジェクトを食らうことがあります。
リジェクト理由が複数あっても、一度にまとめて教えてくれない
というのがちょっと面倒なところ。

私の場合、一回目は絵の描写でNG。再申請をしたら今度は販売地域でNGを食らいました。
二回足止めを食らったので、申請から販売まで1か月を要しました。
ちなみにNGだったのはこの二種類。

これは「ユーザーが不快になる」という理由でNGでした。
子育てあるある!として描いた悪意のない絵だったので、ちょっとショックでした。

こちらは某ヴォーカリストをパロったものですが、パロディじゃなくてパクリ認定されました。
私自身は著作権にめちゃくちゃ詳しいわけではないので、「そうか、ならしょうがない」と普通の服装に修正しました。

修正の手間と販売開始までの期間が延びることを考えると、極力一発OKを目指したいところ。
予めネットでリジェクトの事例研究をしておいた方が無駄な手間を減らせます。

販売地域「インドネシア」はリジェクトになりやすい

LINEスタンプは販売地域を国ごとに指定できるのですが、私と知り合いの経験&ネットの情報を見ると、なぜかインドネシアはリジェクトになりやすいです。
何かしらの文化的な理由があるのだと思いますが、はっきりした理由は開示されません。
よって、インドネシアは最初から外しておいた方が無難です。
もっというなら、日本人相手にしか販売しないつもりであれば最初から日本限定にしてもいいと思います。
一度日本限定で申請をかけたところ、申請から販売まで10日と大幅に審査期間を短縮することができました。

イラストのミスは指摘されない&承認されると修正できない

イラストのちょっとしたミス(修正時の消し忘れ、誤字など)などについては審査の対象に含まれません。
一度承認されてしまうと画像の差し替えはできないので、申請前は入念なチェックが必要です。
実際にスマホの画面に表示される画像は小さいので、少しのはみだしや歪みはそこまで気になりませんが、あとからミスに気付くとかなり凹むのでお気を付けください。

最後に

アウトラインだけですが、ざっくりとLINEスタンプの申請までの流れと注意点をご説明しました。
真面目にやるとイラスト制作にはかなりの時間が必要ですが、参入自体は非常に簡単です。
自身の初作品が販売開始になった時は、とても感慨深かったのを覚えています。

以後、自身の統計情報を見ながら、ユーザーに使われやすいワード選定を研究してみようかと思います。
もちろん新作の制作も!
みなさんのクリエイターデビューの参考になれば嬉しいです。

ではでは~